映画「エクレール・お菓子放浪記」

akicom

2011年07月25日 21:39

新聞にも載ったのでご存知の方も多いと思いますが、
先週の木曜日 映画「エクレール・お菓子放浪記」 の試写会が
行われました。

エクレールは、お菓子の「エクレア」のこと。
お菓子がなくなってしまった戦争の時代。お菓子にめぐりあえる日
(平和の日)を夢みて、必死に生き抜く孤児(アキオ少年)とさまざまな
人達との出会いと別れの物語です。

30年以上にわたるロングセラーである西村滋氏の自叙伝「お菓子放浪記」。
<支えあう人の心のやさしさ>を発信すべく宮城県の方々が映画化を願い、
今年の2月に完成された作品です。

ロケ地は3月の大震災で大きな被害を受けた石巻、仙台。
映画の中の美しい自然はもうありません。。。
そしてエキストラで出演された地元の方、ロケのお手伝いをされた
多くのボランテイアの方々もまた津波や地震で被災され、命を
落とされた方も多いとのこと。

映画「エクレール・お菓子放浪記」静岡県上映推進委員会
名誉会長の静岡県の川勝知事の言葉を一部転載します。

「静岡県民の皆様が、この映画を通じて支えあう人の心の大切さと、
被災地復興支援に向けての心の輪を広く繋いでいただき、
それが大きな運動になることを願っております。」


試写会を見て・・・・
映画は、「優しく」 て 「易しい」 お話でした。
戦争時代、孤児の少年の話なので辛く悲しい場面もあるのですが、
それよりもアキオ少年のまっすぐで素直な心、人々の素朴で
暖かな優しさ・・・に焦点をあてて作られてるように感じました。

とてもストレートなお話なので、普段映画を見なれない方や
子供さんにもわかりやすいのではないでしょうか。

実は、私はこの試写会の前日、とてもショックな話を聞いて一日落ち
込んでいたんです。
でも、この映画を見て 『私の悩みなんて、この子の状況と
比べたらちっぽけだなぁー』 と思いました。

ついつい自分の小さな悩みに目が向いてしまいますが、被災地には
今現在もこの子と同じような苦労をしてる方々がたくさんいるのだと
思います。
映画を見て、優しい心、支援の輪が広がることを私も願っています。


浜松では、8/20(土)から シネマe-ra(田町315-34 笠井屋ビル3F)
で公開です。

前売り券 一般 1,000円
当日券  一般 1,500円  小中高生 800円

入場券1枚につき30円が、東日本大震災復興支援の義援金として
被災地に届けられます。

エクレール・お菓子放浪記 公式サイト www.eclair-okashi.com


前売り券は、私も手配可能です。ご希望の方はお知らせください!!






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