パース工房akicom

白井商事さん見学会の続きです(笑)

昨日のブログの最後の写真！(*^_^*)
このお部屋は、ほんとうにすごいんですよ～～！！

いったい何種類の柄、何本の反物があるのでしょ～

女性ばかり9人！！　そこかしこで　「これ、かわいい～！」　「似合う～！！」　「こんなのもあるー！！」　と歓声があがってました。

その中で、私が写真を撮った一部をご紹介します！


これは、白地に、浜松注染そめ。
ぼかしがとってもかわいくて～～。やっぱり、白い浴衣あこがれますー！


織りのような柄。こういう浴衣って、お店に行っても見つからないですよね。大人だわー！！


こちらは、京都で見つけた古い柄の復刻(たしか)。　この京都柄シリーズもみんなに大人気でした！


こんな個性的な注染柄もあります！浴衣になるとどんな雰囲気なんでしょ～！


縞の織に、注染そめ。暖色系なのに、涼しげに見えるのは、浜松注染染めならでわの、柔らかな雰囲気のせいでしょうか～

こんな風に、自由に好きな柄の反物を手に取り、自分に合わせて鏡を見たり大盛り上がりっ

顏は載せませんが、みなさん素敵な笑顔です！！　だって、ものすっごく楽しいですもん！！(笑)



浴衣の流通は、製造元から、まず東京や大阪などの大都市の問屋さんに集まり、そこから全国の小売業者さんに振り分けられるそうです。
白井商事さんも卸の会社さんなので、ほとんどが問屋さんへ。
一部直接小売りの業者さんが買いに来られたりするようですが、私たちのような個人には販売されていません。

なので、浜松でこれだけのものが作られているのもかかわらず、私たちは問屋さん&呉服屋さんが「売れそうだ！」ってセレクトしたほんの一部のものしか目にすることが出来ないのです。

参加者のみなさんも言ってましたが、「テパートとかだと浴衣があっても、欲しいと思うのが少ない」と。
お店側も、デートで花火に行くような(笑)20代前半くらいがターゲットなのではないでしょうか？(苦笑)

で、結局買わない、着ない。だから、浴衣がお店にも並ばないという悪循環ですよね～～


なので、今年はみんなで着付けを練習して、浜松注染そめの浴衣を着て歩きたいね！！って盛り上がりました。

染めや織り、それぞれの工程の職人さんたちもみなさん高齢になり、工房をたたまれるところも多いみたいです
一日二日で、あの技を習得できるわけがありません！！

やっぱり着物も浴衣も　『着る側』　の人数が増えるように、もっと盛り上げたいな～～って切実に思いました！

『浜松注染そめ』、知ると応援したくなります！！
っていうか、知らないなんてもったいないです


白井商事さん、「ただ見学したいってだけだったら受けなかったけど、(私たちは)見たいだけじゃなくて、浴衣を着たい」という、"その先" があったからOKしたと、おっしゃってました。

製造や販売側で　「着て欲しい」といくら思っても、私たち一般の人たちが着ないことには広まらない。。。
なので、小売りされていない白井商事さんは、私たちが行っても利益が出ないにもかかわらす　『まずは、たくさんの人に知ってもらうため！』　と見学を承諾してくださったのです！！

動画や資料、そしてお茶やお菓子まで用意して下さってて、至れり尽くせりの見学会。
みんな、大感激でした！！

ご迷惑ばかりかけちゃったかなー?と心配しましたが・・・・・
白井商事さんからは　「実際に着る方たちがどんなものを好むのか、生の声がきけてよかった」　って言って頂きました！

普段は、問屋さんが 『売れそう』と思ったものが買われていくので、エンドユーザーの声を聞く機会ってないのだそうです。


今回、とっても好評だった見学会。
浴衣シーズン本番前に、また白井商事さんでの見学会を計画しようと思っています！

ほんと、伝統技そして、あの反物の海(笑)を見ると感激しますよっ！！　(注染の実演などはあまりませんが・・)
ご興味ある方、今回予定が合わなかった方、ぜひ一緒に行きましょう

「着付け練習会」は女性オンリーですが、見学会は男性もWELCOMEです！！

そして、今年の夏は、みんなで浴衣を着て(もちろん浜松注染じゃなくても大丈夫(笑))お出かけしましょー！！